鍵が突然開かなくなって、急いで鍵屋さんに来てもらったら、高額請求をされたという経験はないでしょうか。
やって来てものの10分しない内に開けてしまい、一万円も請求されたら驚くでしょうね。
移動時間も含めても一時間と掛かってないのに一万円です。
時給一万円の仕事は、そうざらにはないでしょう。
しかし、それは妥当な金額であることが多いです。
そもそも高額請求したらその後の評判に響きます。
鍵屋さんは地域に根ざした業種です。
地域住民から悪評を受けるような金額を請求したら、その地域から相手にされなくなります。
その地域にある鍵屋さんは一社だけではないのですから、次からは他の鍵屋さんに依頼することでしょう。
足元を見た高額請求はできないのです。
高額請求をしたら、自分の首を絞めることになるのです。
高いと感じたら、何か理由がある筈です。
解錠で高額を請求されるケースで考えられるのは、技術料です。
これは請求書の内訳に書かれている筈です。
鍵を開けられたのは、事前に得た知識や技術、工具のお陰なのです。
新しい鍵が出てきたとします。
鍵屋さんはまずその鍵を実費で手に入れます。
そして分解して解錠方法を研究するのです。
これは誰から教わるものではありません。
メーカーが教えてくることはないのです。
鍵屋さんは分解した部品を調べながら研究し、解錠方法を検討するのです。
そして、鍵を元に戻して、検討した結果を元に解錠を試みるのです。
うまくいかなければ、もう一度分解して一からやり直すのです。
これは何度も繰り返されます。
そして時には工具を買うだけではなく、工具を開発しなければならないでしょう。
このように時間だけでなく、経費も掛かっているのです。
それに解錠方法を研究できるほど知識を得た者がどれだけいるでしょうか。
「開かなくなった鍵を簡単に開けられて高額費用を取られた」簡単に開けられたのは、技術が高いからです。
その技術をあなたは間単に利用できたのです。
高いことはありません。